双子出産 退院後の生活は想像以上に辛かった
34週に緊急帝王切開で双子を出産し、姉は産まれた病院(大学病院)のNICUに、妹は緊急手術のため別の病院(こども専門病院)のNICUに入院することになりました。
私は一人で病室で過ごし、6日目に退院しました。
姉は2000g近く、安定していたので2,3週間で退院できるかもしれないと言われており、母は退院した翌日から母乳を届け、お世話に慣れるために通うことになりましたが…
このおかげでメンタルがボロボロでした。
普通、産後1ヶ月は無理しない、何もしない、赤ちゃんのお世話だけして体を休まなさいとかいうのに、なぜ子どもがNICUに入ったら当たり前のように毎日病院に通わなきゃいけないのでしょうか?
病院では当然のように
「今日は何時までいられますか?」
「明日は何時に来ますか?」
と聞かれ、「明日は来ません」なんて言うことは許されない空気でした。
本来なら産後の入院は母子同室でべったり過ごすことを考えれば、出来るだけ長くそばにいてお世話になれてほしい病院の気持ちはわかります。
でも妹の病院にも行かなきゃいけない、お兄ちゃんのお世話もしなきゃいけない、移動でバスに乗ったら歩いたりと、私は1週間前に腹切ったばっかりですよ!
と正直泣きそうでした。
産後のメンタルが不安定な時に追い詰められたように病院に通い、正直すごく辛かった記憶です。
もちろん娘達は可愛い。
小さいながらも一緒懸命に生き、日々増える体重や母乳を飲む量を見るとほんとに生まれてきてくれてありがとうと思いました。
でもそれとこれは別。
搾乳は3時間ごとにして、搾乳機の洗浄や病院にも持っていくための準備もしていました。
病院から休ませてもらえないことにより、不安が増し、体が持たないと家で泣き言ばかりでした。
退院したのは12月下旬。翌日から毎日姉の病院に通い、2,3日に一度は妹の病院にも行き、2つの病院をはしごする日もありました。
夜中も3〜4時間ごとの搾乳をして、ただただしんどかったです。
結局年末まで病院に行かなかったのは限界に達して家で大泣きした結果、「明日は行かない」って言いなと旦那に言われたので勇気を出して行かないと言った1日だけ。
お正月も元旦だけ休んでまた通う日々でした。
1月上旬に姉が退院。
妹はまだまだ退院できる状態じゃなかったため、ここからがまた大変でした。
一人だけ退院した後の話はまた別の記事で。