双子妹 先天性食道閉鎖症でした
ずいぶん書けていませんでしたが、ちょこちょこ書いていこうと思います。
双子は無事に産まれましたが、34週で小さいためすぐにNICUへ。
母はお腹を塞いでベッドに乗せられ、病室へと戻りました。
しばらくして夫が戻ってきて、「良くない知らせがあるよ」と言いました。
大したことではないだろうと思っていた私に夫が告げたのは、双子妹の先天性の異常でした。
先天性食道閉鎖症のため緊急搬送
双子の妹の食道と胃が繋がっていないこと、外科の手術が必要なこと、この病院では小児外科がないので手術できる病院に搬送されることを夫から伝えられました。
私の感想としては
え?ちょっとよく意味がわからないけど…まぁそういう事ならしょうがないよね。
って感じでした。
何せこっちはお腹切って麻酔が効いてて動けない。もう父に任せるしかないんでね。
あとはよろしくって気分でした。
搬送先の病院が決まったら準備が整い次第すぐ向かうと夫から聞き、実際救急隊の方が来たので「赤ちゃんをエレベーターホールにお見送りに行きますか?ベッドごと行けますよ」と看護師さんに言われても
「え、いいです…」と思わず断ってしまうくらい他人事でした。
なぜだろう、今でもわからないですが、そんなベッドごと移動するの大変だし、私が見送っても何も変わらないでしょ…と思ったんですよね。
「いやいや、行きましょう」と看護師さんに半ば強制的にベッドごと連れて行かれてお見送りに行き(でもベッド低過ぎて搬送の保育器に入った我が子はほぼ見えなかった笑)、娘には「頑張るんだよ」、付き添ってくれた新生児科の先生に「よろしくお願いします。」と伝えて見送りました。
私は娘が先天性の病気を持って生まれたことに対し、何とも思いませんでした。
自分が何か悪かったのかとか、これからどうなっちゃうんだろうとか
ほんとに何とも思っていなくて、「あー、そうなんだ」ってだけでした。
付き添った夫からは定期的な報告があり、21時頃生まれた双子は12時頃に一人搬送、明け方には手術が無事終わったと連絡がありました。
手術直後の娘は当然手術した病院からすぐに戻ってくることは出来ず、2人別々のNICUに入院することになり、退院後は2箇所のNICUを行き来する生活が始まりました。